Patek Philippe Floorブログ

ドルフィン?

カラトラバ 5296G。

カラトラバのデザイン思想である「究極のシンプル」を体現したモデルの一つです。

本当にいいデザインだと思います。

針も剣の切っ先のように鋭く時刻を指し示していて・・・。

ところで、恐らくパテックでも最も多く使われているこの針の形ですが、

私は「ドルフィン針」と覚えて、最近までずっとそう言ってきました。

「この形がどうしてイルカなのだろうか?」という疑問が常に頭の中にありつつ・・・です。

しかし、最近ようやくそれが間違いであった事が判明いたしました。

正しくはドルフィンではなく、「ドフィーヌ」=「フランス王太子妃」の意味でありました。

ただ、一つ言い訳をさせて頂くと、私が一人で勝手に間違えていたわけではなく、

以前は時計雑誌等でも、普通にドルフィンと書いていたように思います。

恐らく、日本ではあまり聞きなれないドフィーヌという言葉と、ドルフィンの発音が似ている為、

自然と「ドルフィン」で定着していったのではないかと思われます。

 

と・・・ここまではいいのですが、ここで新たな疑問が。

そう、この針の形とフランス王太子妃との関係です。

実は・・・この謎がまだ解けていないのです。

引続き探究していきたいと思います。

疑問が解消した暁には、また当ブログにてご報告させて頂きます

 

パテックフィリップ 5296G-010

¥3,283,200(税込)

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カミネ トアロード店
Tel.078-321-0039
Open.10:30-19:30(無休)

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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