シンプルだが中身は凄い!
先日発表されたパテック フィリップの最新作。
「複雑で難しいものを、シンプルに分かりやすく作ること程難しい。」
5236P インライン永久カレンダー。
曜日、日付、月を同一平面上に配置する、
この表示方法をパテック フィリップはインラインと表現しています。
ケースの形状と縦サテン仕上げの文字盤でレトロ感を演出しながら
極めてシンプルで見やすい永久カレンダー表示を実現しました。
伝統美を踏襲しながら最新技術を盛り込んだ
パテック フィリップの進化を感じさせる新作です。
カレンダーは4枚のディスクで表示されているのですが、
この数字をずらさず横一線に整列させることは大変難しく、
この特許取得の機構のみで従来の永久カレンダー表示に比べて
118個の追加部品が必要となりました。
1972年に製作されたP1450 ミュージアムピースの懐中時計に
この表示方法の物があり、
この新作はそこからインスピレーションを得ています。
型番とケースの形状でピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回のこの5236Pはレギュレーター表示年次カレンダーの
5235/50モデルと大いに共通点があります。
まず先程も述べたケースの形状と縦サテン仕上げの文字盤。
さらにムーブメントに新開発のマイクロローター搭載の自動巻31-260を
ベースとしている点も共通しています。
(受けの形状等、いくつか異なっている点がありますが)
このムーブメントはパテック・フィリップ・アドバンストリサーチ部門が
開発した新素材、新技術が投入されており、
現在のところこの2モデルにしか使われていません。
また今回の5236用にはプラチナ製のローターが採用されており
(5235のものは22金製)巻き上げ効率が更に向上しています。
自動巻きムーブメントキャリバー31-260 PS QL
(28800振動)
インライン永久カレンダー曜日、日付、月、うるう年、
昼夜窓表示、スモールセコンド
ブラック・グラデーションのブルー、縦サテン仕上げ、
ゴールド植字インデックス
プラチナ仕様、サファイヤクリスタルバック、3気圧防水、
直径41.3㎜、厚み11.07㎜
プラチナマイクロローター
(通常の永久カレンダーよりも118個も部品点数が多い)
詳しくはパテック フィリップ公式サイトをご覧ください
→https://is.gd/tMhxgD
Patek Philippe Collection
→https://www.kamine.co.jp/watch/patek-philippe/mens/
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