カラトラバ6006は、見た目通り生産終了となったRef.6000の後継機です。ムーブメントは6000と全く同じ240 PS Cが搭載されています。
外観の一番大きな違いは、ケース径が37ミリから39ミリにアップしたことです。また、針がスケルトンになり、ポインターデイトの先端が弓形から三角形になりました。
6から始まる4桁のリファレンスはまだ少なくスカイムーン・トゥールビヨンの6002、グランドマスター・チャイム6300、セレスティアル6102とそのダイヤ巻モデルの6104くらいしかありません。
そもそもRef.6000の1つ前の型でRef.5000というモデルがありました。その5000番が出たあたりから、それまで3から始まる4桁を付けていた紳士用モデルの型番が5から始まる4桁に変わっていったようです。
その前例からいうと今回の6006番は7000番となるのがパターンのはずですが、7000番という番号はすでにレディス・ファースト・ミニット・リピーターで使ってしまっているので、こうなったのだと思います。
ちなみにいまのレディスモデルは4から始まる4桁からと、7で始まる4桁に次々に切り替わっています。
この4桁の番号ですが、例えば3919の後継が5119で、3970の後継が5970、しかしその後継が5270など。
また、ケースの形が同じで手巻きカラトラバ5196、自動巻カラトラバ5296、年次カレンダー5396、さらに永久カレンダーが5496という出世魚のようなパターンもあったりでなかなか完全な法則性や規則性がなく結局「覚えるしかない」ということになるのですが、覚えてしまうと話をする時にとても楽になります。
話しが少しそれてしまいましたが、カラトラバ6006をぜひカミネ トアロード店2F パテック フィリップ・フロアでご覧ください。
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